
航空界の「前提条件」を覆した
航空の世界では一般的に
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視覚
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距離感
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空間認識
は 安全の根幹 とされ、片目視は長年「不利」「不可能」と見なされてきました。
それにも関わらず当団体の前田、片目の見えないパイロットは
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視覚情報の補完
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計器への依存度の最適化
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状況認識(SA)の再構築
を徹底的に鍛え、実運航で安全性を証明しコロナ禍世界初で単発エンジンの飛行機でかつ単独で世界一周飛行を成功させました。これは「気合」ではなく、理論と訓練で限界を再定義した点が評価され、表彰もされています。
エアロジパングプロジェクトが評価される理由
ハンディを「弱点」にしなかったから
多くの人はハンディを克服すべき「欠点」と捉えますが、
前田は自分の特性として設計し、パイロットの自覚を以下のように直しました
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無意識の過信を排除
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チェックリスト遵守の徹底
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判断の言語化・構造化
結果として、
「健常者より安全マージンを意識するパイロット」という評価に変わっていきました。
世界一周飛行という日本人や欧米人がまだ見ぬ“結果”を出したから
挑戦や想いだけでなく、2021年の地球一周フライト達成という明確な成果が挙げられます。
特に米国航空局から追加燃料タンクの装載を許可されず、ノーマル仕様の機体で世界をコロナ禍の制限下で生還したことが高く評価されました。
これは
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フライト技量
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リスクマネジメント
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精神的持久力
すべてが揃わなければ不可能です。
特に単調・疲労・判断遅れが致命的になる長距離飛行での達成は、言い訳不能な実力の証明です。
個人の成功で終わらせていないから
前田は
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モチベーショナルスピーカー
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教育・安全意識の発信者
として活動し、「無理かどうかは、挑戦した後にしか決まらない」
というメッセージを航空界以外にも波及させています。つまり
自分の成功を“社会の財産”に変えている点が特異です。
Maeda Shinjiがすごいのは、「できない理由」を集める世界で、「できる設計」を作ったパイロットだから。
感動ではなく、論理・技量・行動で証明した存在です。

NEXT MISSION COMPLETED
Photo by AOPA

日米友好ミッション・フライト
2025 (米国フライトのみ)
2021年に単独、単発機で世界一周フライトを成し遂げたエアロ・ジパング・プロジェクト代表の前田が、2025年、再び日本の空を飛ぶためミッション・フライトを進めていました。しかしまたもや米国航空局からフェリータンク(増槽タンク)使用許可がおりないため、このミッションは米国内で実施され、日本では報告会のみ実施されました。今回のフレンドシップ飛行は、前回の世界一周を全面的にサポートした恩師のエイドリアン・エイコンと、その愛機ジーナ(N1733G)と共に飛行するデュアルフライトを実施しました。偶然にも第二次世界大戦終戦から80年となる2025年。日本とアメリカの友好関係の象徴となるべく、そして航空の発展に寄与した飛行機乗り達への感謝をこめて、新たな夢と挑戦を掲げて二人が空を飛びました。

